EMCOMTRADEの廃業・倒産分析

EMCOMTRADEは倒産しないものの、迷走中?

EMCOMTRADEのこれからを分析

金融庁によるレバレッジ規制が行われ、多くのFX業者は今後低レバレッジで別のサービスを打ち出すことになるか、FX業務を完全に止めて廃業する決断を迫られています。短期売買業者はかなり危ない状況です。

ではEMCOMTRADEはどうなのでしょうか?

EMCOMTRADEの信託保全や人気、評判、サービス状況などから今度撤退してしまうのか、それともこのまま生き残れるのかを分析しました。

EMCOMTRADEってどんな業者なの

そもそもEMCOMTRADEってどんな業者?

EMCOMTRADEのセールスポイントはEMCOMシステムを使った400倍ものハイレバレッジやUSDJPY0~0.8pips、EURJPY0~1.2pips、GBPJPY0~2.2pipsという超狭いスプレッドを提供しているところです。なんだかEMCOM証券とそっくりに見えますが、EMCOM証券のほうは固定スプレッドに対し、こちらは変動なので相場の状況によってスプレッドが広がりやすくなります。

EMCOMTRADEのスプレッド

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EMCOMTRADEの安全性チェック

金融先物取引業者の登録
・・・ 関東財務局長(金商)第298号に登録済み

信託保全の状況
・・・ していない

自己資本規制比率
・・・ 200%台の低水準

株主や親会社
・・・ JASDAQ上場企業EMCOMグループ(7954

業者の人気度
・・・ 口座数は不明、まだ新しい業者

業者の評判や口コミ
・・・ まだできたばかりなので評判は少ない

業者の決算発表
・・・ 年度の決算はまだ

高レバレッジ規制の影響
・・・ 高レバレッジ・低スプレッドなので影響大!

EMCOMTRADEの廃業・倒産可能性

以上のことからEMCOMTRADEの廃業・倒産を考えてみましょう。

安全性チェックポイントにおいてはちょっと問題ありといえます。なんとこの業者はいまだに信託保全をしていないのです。

EMCOMTRADEは完全な新業者ではなく 「カレンシートレード」 という小粒のFX業者をEMCOMが買収して自分の色に染め上げてしまった会社です。しかし、新しい業者とはいえ最低限のことはしなくてはいけません。

また自己資本規制比率があまり高くありません、そして上場企業のEMCOMというのは中国系の方が運営している金融グループであり、問題も多くあります。事実、同グループのEMCOM証券が一度行政処分を受けている前科もあるのです。ちょっと安全性に疑問が残ります

さて、問題のレバレッジ規制による影響ですが

EMCOMTRADEのウリは、EMCOMのシステムを使った超低スプレッドと高レバレッジの取引条件になります。つまりレバレッジ規制の影響をまともに受けてしまうのです。EMCOMTRADEには他にセミナーとかシステムプログラムとかのサービスはありませんので厳しい状況です。

では倒産・廃業してしまうのか?

実は親会社のEMCOMはかなりFXに力をいれている企業です。EMCOMはもともとジャレコというゲーム企業でしたが、買収されたり他の商売やったりして右往左往ばかりしていましたが、やっとFX事業でやっていけるノウハウができたらしく、EMCOM全体がFX事業を中心とした経営方針をとっています。事実EMCOMはグループ内でEMCOM証券とEMCOMTRADEという2つものFX業者をかかえていますし、MJ、トレイダーズ証券、DMMFXにシステムを貸し出してシステムのASP事業も行っています。

そのためEMCOMTRADEは撤退・廃業はせずに、EMCOMのシステムでレバレッジ規制期限ギリギリまで粘り続け、その間にレバレッジに依存しない別の魅力的なサービスを打ち出す可能性が高いと考えられます。

しかしEMCOMTRADEが参入してくる頃には、すでに金融庁によるレバレッジ規制が確実視されていたはずです。にもかかわらず高レバレッジで参入してくることの真意がわかりません。後には引けない状況だったのかもしれませんが、ちょっと迷走気味の感じもする業者です。

>> EMCOMTRADEの詳細を見てみる

※追記
やはり予想どおりEMCOMTRADEは
方向性をしっかり見せることが出来てなかったので
2009年10月をもって廃業を決定し
FX業界から姿を消してしまいました。

またも予想が的中です!

EMCOMTRADEは

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