外為オンラインのこれからを分析
金融庁によるレバレッジ規制が行われ、多くのFX業者は今後低レバレッジで別のサービスを打ち出すことになるか、FX業務を完全に止めて廃業する決断を迫られています。
では外為オンラインはどうなのでしょうか?
外為オンラインの信託保全や人気、評判、サービス状況などから今度撤退してしまうのか、それともこのまま生き残れるのかを分析しました。
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外為オンラインの安全性チェック
金融先物取引業者の登録
・・・ 関東財務局長(金商)第276号
信託保全の状況
・・・ 三井住友銀行に全額信託保全
自己資本規制比率
・・・ 400%を超える安全圏
株主や親会社
・・・ 金融ITグループ:ISホールディングス
業者の人気度
・・・ 口座数第2位につけ、TOPに迫る人気ぶり
業者の評判や口コミ
・・・ 評判はとても多いが、悪評もちらほら
業者の決算発表
・・・ ISホールディングスの決算は百億に迫る黒字を計上
高レバレッジ規制の影響
・・・ 短期売買主体のため、かなりの影響が出る
外為オンラインの廃業・倒産可能性
以上のことから外為オンラインの廃業・倒産を考えてみましょう。
安全性チェックポイントにおいては、以前行政処分されてるので気がかりなところもありますが、グループのISホールディングスは絶好調であり、他の業者へシステムを提供するなど、EMCOMと同じぐらい広く展開しています。
自己資本規制比率は問題なしですが、口座数が多い分評判や口コミも非常に多くそこそこ満足する点や不満の声もたくさんあるので一長一短。
しかし外為オンラインのウリは、簡単なレイアウトでわかりやすい取引方法と最高200倍にもなる高レバレッジ、低スプレッドによる短期売買サービスになります。このためレバレッジが規制されるとなると、ウリがなくなってしまいます。
では撤退するのか?ということになると話は別です。
外為オンラインは口座数2位を誇り、人気度でいえば間違いなく業界No.1です。そのため非常に多くの顧客がおり、しかも親会社のISホールディングスも絶好調なので資本力に余裕があります。そのため今後レバレッジに頼らない新たサービスを展開していることが大いに期待できます。
ということで外為オンラインは短期売買主体の方向性から転換する可能性がありますが、廃業・倒産はほとんど無いといっていいでしょう。レバレッジ規制されるまで、高レバレッジ、低スプレッドを堪能できますよ。
外為オンラインは