FX業界情報

2月13日金融庁による有識者会議、FX規制強化策を議論

金融庁による有識者会議、FX規制強化策を議論

昨年から日本のFX会社のレバレッジが現行の25倍からさらに規制されて10倍にまで引き下げられるのではないかという話が出ていました。

そして2月12日、日経新聞報道にて金融庁がさらなるレバレッジ規制を検討しているNEWSが入ってきました。

この中で説明がありましたが、2月13日には金融庁の有識者会議が行われ、規制に関する議論が行われました。

 

「有識者検討会」(第1回)の議事次第

2月13日に行われた有識者会議は議事次第が公表されています。

第1回と表されているように、何回かに分けて開催されるようです。

 

有識者検討会の参加メンバー

参加メンバーも見ることができます。

これを見ると教授などのお硬い人らが筆頭であり、FX会社関係は少ないです。

ここに参加しているFX会社メンバーはGMO,SBI、セントラル短資FXですね。

  • 座 長 池尾 和人 慶應義塾大学経済学部 教授
  • メンバー 上柳 敏郎 東京駿河台法律事務所 弁護士
  • 勝尾 裕子 学習院大学経済学部 教授
  • 黒沼 悦郎 早稲田大学法学学術院 教授
  • 坂 勇一郎 東京合同法律事務所 弁護士
  • 永沢 裕美子 Foster Forum 良質な金融商品を育てる会 事務局長
  • 松井 秀征 立教大学法学部法学科 教授
  • 弥永 真生 筑波大学ビジネスサイエンス系 教授
  • オブザーバー 星野 昭 株式会社三菱東京UFJ銀行 金融市場部長
  • 伊藤 渡 株式会社東京金融取引所 代表取締役専務
  • 山﨑 哲夫 一般社団法人金融先物取引業協会 事務局長
  • 鬼頭 弘泰 GMOクリック証券株式会社 代表取締役社長
  • 髙村 正人 SBI証券株式会社 代表取締役社長
  • 松田 邦夫 セントラル短資FX株式会社 代表取締役社長
  • 緒方 健太郎 財務省国際局為替市場課長
  • 重本 浩志 日本銀行金融市場局為替課長

 

 

有識者検討会の運営

(有識者検討会の運営)
第1条 店頭 FX 業者の決済リスクへの対応に関する有識者検討会(以下「有識者検討会」という。)の議事の手続その他有識者検討会の運営に関しては、この運営要領の規定するところによる。(有識者検討会の招集)
第2条 有識者検討会は座長が招集する。
2 座長は、有識者検討会を招集すべき日時が決まり次第、座長が適当と認める方法により、遅滞なく公表する。
(議長)
第3条 座長は、有識者検討会の議長となり、議事を整理する。
(意見の聴取)
第4条 座長は、必要に応じ、学識経験者、関係行政機関の職員その他適当と認める
者の出席を求め、その意見を聞くことができる。
(有識者検討会の公開)
第5条 有識者検討会は公開とする。
2 前項に定めるもののほか、公開に関し必要な事項は、座長が定める。
(議事録の作成及び公表)
第6条 有識者検討会の議事録は、会議の都度作成し、公表するものとする。
(有識者検討会の資料の公表)
第7条 有識者検討会の資料は、公表するものとする。
(雑則)
第8条 この運営要領に定めるもののほか、有識者検討会に関し必要な事項は、座長
が定める。

 

有識者検討会の説明資料

http://www.fsa.go.jp/news/29/singi/20180213-1/03.pdf

上記で会議の説明資料を見ることができます。

なお、討議の結果などはまだ公表されておらず、どのようになるかはわかりません。

 

説明資料で気になった点

説明資料には今までのFX業界の規制の経緯や、FX会社の仕組み、そしてその仕組上の業者のリスクや去年までの取引高の推移などが説明されています。

しかし見た感じ、どうも ”業者側の視点” にたった分析が多いように感じました。

 

1:”FX会社”のリスクばかりの説明

下記資料を見ても、店頭FX業者のリスクばかりが説明されていました。

業者にとってのリスク、「未収金」やカバー先の破綻リスクです。

ここに顧客である投資家は全くいません。

 

2:ロスカット未収金の存在

また金融庁の行った会議においてもFX会社のロスカット未遂についての資料が用意されていました。

やっぱりこれを見ると酷いものです。

左側のスイスフランショックのときは ”CHF/JPYにおいて18時34分33秒に1CHF= 117.698円で約定した後レートを提示することができず、 19時21分50秒に1CHF=132.016円で約定した。” とあります。

どこの業者はなのかは明かされていませんが、それにしても 117.698円 と 132.016円 の間 1431pips もの 窓が空いてしまうのですから酷いものです

しかも、ここでの資料ではこのスイスフランショックが起きたことによる業者の未収金についてのみで、投資家はいません。最も投資家が追証を支払えなければ、それが業者の未回収になってしまうのですが。

 

 

 

3:グラフでわかる、レバレッジ規制すると取引高が下がる

また年ごとの取引高の推移をわかりやすいグラフにされていました。

これを見ると、レバレッジ50倍、レバレッジ25倍になったところで取引高が減っていることがわかります。

2013年からは一気に増加していますが、これはアベノミクス効果で円安になったことによる業界全体の需要の増加ですので。

 

 

顧客不在の有識者会議が行われている

このように資料だけをみても、顧客不在で業者の視点からだけ見た討議が行われている印象を強く受けます。

この資料に、レバレッジ規制をうける投資家・FXトレーダーの意見や感想は全くありませんでした。プレイヤー不在のままルールを決めているようなものですね。

ざっと見る感じ、「レバレッジ高いと業者へのリスクが高いよ」 という理由を元にレバレッジ規制ありきの会議が行われていたのではないでしょうか。

この後の次の会議や、結論を待ちます。

まぁほぼ決定でしょうが。

 

私はこれでレバレッジ規制から逃れます

以前は法人口座で規制を抜けられました。しかし法人口座も規制されてしまいました。

もうこれしかありません。

規制の対抗策は海外FXです(海外FXしかありません!)

ハッキリ言ってレバレッジ規制の対策としてはこの手段しかありません。

そして海外FXを利用すれば、このような金融庁の煩わしさから開放されることができます。

 

私も最初はいろいろ悩んだ

私も以前(2011年)のレバレッジ規制の際は海外FXを利用するかどうか悩みました。海外だから英語だったらどうしよう・・・とか、もしかしてお金を持ち逃げされるんではないかと。

しかし金融庁の投資家を全く顧みない姿勢にいい加減嫌気が指して海外FX利用に転じました。結果的にその判断は正しかったし、今回のレバレッジ10倍への規制で再度、その判断の正しさを再認識しました。

どうしてここまで投資家を不自由にするのか?どうしてここまで投資家保護という建前を使い続けるのか?

金融庁にそれを期待するのはもうやめています。

そのおかげで、今回のレバレッジ規制に対しても 「ああ。やっぱりな。」と冷めた目で見れています。

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